弊社はプロセラスキャナー ジェニオン2(GENION II)を導入いたしました。
ジェニオン2によりアクセスホールの傾斜角度が最大25°にできるASCアバットメントの製作が可能になりました。
技工物の製作に使用する歯科用の陶材です。
弊オフィスのジルコニアファーネス(電気炉)についてもう少し詳しくお知らせします。
ジルコニアファーネスとは未焼結のジルコニアを焼結して高強度にするための電気炉です。
セレックのシステムによりオフィス内でジルコニアの技工物も作成可能となりました。
ジルコニアとは酸化物セラミックの一種で通常のセラミックの5~10倍の強度を誇ります。
よって、強度が必要なブリッジや陶材を焼き付けるフレームとして用いられます。
ジルコニアの普及によって金属を使用する必要性が完全になくなったともいえます。
ジルコニアはその強度ゆえ加工が困難です。
そのため高強度になる前の未焼結の状態で加工します。
加工後にファーネス(炉)で焼結することで高強度になります。
弊オフィスではジルコニアファーネスを導入したことで従来では約2週間かかっていたものが最短で即日完成できます。
人の手に頼らず自分でデザイン・作製できる点も当技工所のスタイルに合っています。
マイクロスコープ等を使用し細かく、丁寧な技工物を製作します。